政策・理念

信頼回復に向けた政治改革の断行

国民の皆様の信頼回復なくして、いかなる政策も推進できません

  • 政策活動費や旧文通費など、公開されていない政治資金の流れを早急に透明化し、二度と「政治とカネ」の問題が起きない環境をつくります。

物価高を乗り越える経済対策の策定・実行

ウクライナ戦争に伴う原油高・円安に端を発した物価高に、万全の対応をとります。

  • 物価高に伴う悪影響を緩和するため、年金世帯・低所得世帯向けに給付金を支給します。
  • 中小企業も含めて、幅広く「物価高を超える賃上げ」を実現するため、大企業との取引価格の適正化を強化し、生産性向上のための支援メニューを拡充します。
  • 学校給食費等の保護者負担の軽減や、医療・介護、保育、学校施設、物流などの幅広い分野で活用できる物価高騰対応のための交付金を拡充します。

「新たな成長型経済」への取組の推進

物価高対策を講じた上で、賃上げと投資拡大が持続的に続く「新たな成長型経済」を実現し、全ての方が経済成長の果実を実感できるようにします。

今年の春闘で5%超の賃上げが実現。民間設備投資は100兆円を超え、GDPは史上初めて600兆円となるなど、物価高の一方で、明るい兆しが出ています。

まさに今、30年続いたデフレ経済から脱却し、新たな成長型経済に移行できるかどうか、日本経済は正念場にあります。そのため、以下のような取組を推進します。

  • 官民連携で、中小企業も含めた賃上げ・投資拡大の流れをさらに加速します。
  • 最低賃金の引き上げに向けた取り組みを加速し、2030年代半ばまでに1500円を達成します。
  • 医療・介護・保育・幼稚園教諭など公的分野における更なる賃上げに取り組みます。
  • 賃上げを持続的・構造的なものとするため、働く方々のリスキリングやキャリアアップを応援する等の労働市場改革を推進します。
  • スタートアップが次々と生まれ、我が国の新たなリーディング産業が生まれるよう、スタートアップへの支援を拡充します。
  • テレワーク、自動運転、ドローン宅配などデジタルの力を社会実装するため、5Gなどのデジタルインフラ整備を徹底して進めます。
  • 食料安全保障の強化や農産品輸出の促進など、農政改革を推進します。

全ての世代が安心できる「全世代型社会保障」の構築

人生100年時代の到来を見据えて、子どもから子育て世代、年配の皆様まで、全ての方が安心して生活できる、全世代型社会保障の構築に取り組みます。

  • ①児童手当の拡充、②大学の授業料減免や給付型奨学金の対象拡大、③育休給付の引上げなど、岸田政権で実現した3.6兆円の少子化対策パッケージを着実に実施します。
  • また、幼保小連携の強化、学童保育制度の拡充などを進め、子育て世帯を全力で応援します。
  • 女性の活躍を全力で後押しし、男女ともに仕事と育児・介護の両立ができるよう支援策を充実します。
  • 健康寿命の延伸、健康サービス産業の育成、経済社会の担い手増加の「三方よし」を目指す、民間活力を生かした「予防・健康づくり」を促進します。
  • デジタル技術を活用することで、医療・介護の現場で働く方の負担を軽減するとともに、医療提供体制の効率化を進めます。

一人一人の子どもを伸ばす学習環境の整備

明治時代から続く一斉授業を見直し、ICT(通信情報技術)を活用した個別最適な学びへと転換することで、「誰一人取り残さない」「伸びる子はどんどん伸ばす」教育を実現します。

  • より使い勝手の良い、デジタル教科書・教材、映像ライブラリーなどを活用し、個別最適な学びを確立します。
  • 教職員の処遇改善など、教師を支える環境整備を進めることで、質の高い公教育の再生に取り組みます。
  • いじめ、不登校などの問題に真正面から取り組める教育現場を実現します。

戦略的な外交・安全保障政策の推進

ウクライナ戦争や北朝鮮のミサイル実験、東シナ海や南シナ海の緊張など、我が国を取り巻く国際環境は戦後最悪の状況になっています。

厳しい国際環境の中で、国民の安全・安心を守り抜くため、防衛力の強化を進めるとともに、戦略的な外交を展開します。

  • 我が国外交の基軸である日米同盟を更に強化するとともに、自由で開かれたインド太平洋を維持・強化するための有志国協力を拡大していきます。
  • 岸田政権で決定した防衛力の抜本強化の方針を着実に実行します。
  • グローバルサウス諸国の経済発展を支援することで、日本が先進国とグローバルサウスの架け橋となります。

防災・減災対策の強化

気候変動に伴う自然災害リスクや、首都直下型地震の切迫性が高まっている中、防災・減災、国土強靱化に向けた取組を強化します。

  • 15兆円規模の「防災・減災、国土強靭化のための5ヵ年対策」を着実に推進します。
  • 自然災害が発生した場合の政府内の対応体制を強化し、速やかに人命救助や被災地支援を行う体制を整備します。
  • 能登半島地震、東日本大震災等の被災地の復興なくして日本の再生はない。その思いの下、地元の声に寄り添い、引き続き全力で支援します。